今や国民食とも言われる「カレー」。
私が子供の頃は「カレーライス」と呼ばれていたように記憶していますが、今は「ライス」を省略するのが普通みたいですね。
そして、「カレーライス」と「ライスカレー」の違いは何か?などという、ぶっちゃけ「どーでもいい」論議が大真面目にされていたこともあったように思います。
さて、本日1月22日が「カレーの日」だということをあなたはご存知でしたか?
あ、私は知りませんでした、ごめんなさい。
この「〇〇の日」というもの、ほぼ毎日何かしらが当てはまるようですけど、この「カレーの日」は、昭和52年(1982年)に社団法人全国学校栄養士協議会が、1月22日の給食メニューをカレーに定めたのがそもそもの始まりだそうで、全国の小中学校の給食で一斉にカレーが出されたということです。
てっきりカレールーを取り扱う食品会社がらみの記念日だと思っていた私の想像が見事に覆されましたねぇ(笑)
そんな「みんな大好きなカレー」が、日本に初めて入ってきたのはいつごろだと思いますか?
何と、それは江戸時代末期の安政五年(1858年)、幕府が鎖国を解いて横浜を開港した頃だと言われています。
おそらく国外からやってきた船と一緒に、カレーに使う香辛料やレシピも「上陸」したのでしょう。
それから1世紀半あまり、今ではカレーを一度も食べたことのない日本人はほぼいないだろうと思われるほど、カレーは日本人に愛される食べ物になりました。
ちなみに我が家の家族は、辛口好きな夫と息子、味覚がお子ちゃまで甘口好きな私とで、好きな味が対立したまま数十年が過ぎております。