これは豪華!と、朝から思わず目がテレビ画面に釘付けになりました。
「豪華」だったのは、土曜朝の情報バラエティ番組にゲスト出演した3人の俳優さんたち。
藤原竜也、石丸幹二、向井理という、人気・実力においていずれも今脂が乗った時期を迎えているお三方が一度に顔を揃えたのです。
彼らが一緒に登場したその理由は、今年7月8日から本公演が始まる舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の主役・ハリー役としてこの3人が選ばれたから。
「ハリー・ポッターと呪いの子」は、ハリーとその親友であるロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後が舞台で、J.K.ローリング氏が「ハリー・ポッターシリーズ」に続いて舞台用に書き下ろした8番目の物語です。
ハリーは3人の子供の父親という設定となっており、2016年に本国イギリスでは本作品の舞台が開幕すると同時に大ヒットを記録。
演劇界では最高の名誉といわれる「ローレンス・オリヴィエ賞」や、アメリカ演劇界の最高名誉であるトニー賞など、世界で60以上もの賞を獲得したとのことです。
今回東京で行われる舞台は、アジア圏では初、世界では7番目の開催となり、日本版のオリジナルキャスト選出にあたっては、複数回に及ぶ映像オーディションを経て、昨年春には来日した海外スタッフとの対面オーディションが開かれるなど、厳しい審査が行われました。
その結果選ばれたのが、先に紹介した3人だったというわけです。
それにしても本当にすごい面子。
そして、個人的にやや意外だったのが向井理さんでした。
藤原竜也さんはもともと舞台出身の方ですし、石丸幹二さんはミュージカルでの活躍が有名な方、でも向井理さんには(あくまでも個人的に)それほど「舞台」のイメージがなかったからです。
でも、今回相当に厳しいオーディションに耐え抜き、最終的に勝ち残った方ですから、きっと舞台俳優としてのスキルがとても高い方なのでしょうね。
また、ハリー役のほか、ロンやハーマイオニー、敵役のドラコなどはダブルキャストだということで、マクゴナガル先生役に榊原郁恵さんの名があるのが、同世代としてはちょっと嬉しかったりもします。
ちなみに、本公演に先立ち6月にはプレビュー公演の実施も決定しており、詳細は2月17日正午に発表されるそうなので、興味のある方はお見逃しないように!