寝具の老舗「西川」から、お尻のまくら「Keeps クッション」の一般販売が明日9月14日から始まります。
「Keeps クッション」は、西川が枕の開発で長年培ってきた圧力バランスの独自理論「点支持理論」を応用し、骨ポジションを安定させ、坐骨・仙骨・大腿部の3点で姿勢と圧力バランスを整える機能を備えているそうです。
長時間椅子に座っているとお尻や腰が痛くなることがありますが、本商品を使用することで、そういった負担をかなり和らげることができるのですね。
より具体的いうと、坐骨に1.7、坐骨と大腿部にそれぞれ1.0の割合で圧力が分散されるようなバランスが、最も坐骨に負荷をかけにくく疲れにくい、とのことです。
ちなみに仙骨というのは、脊柱の下部にある三角形をした骨で、整体や指圧などでは重要ケアポイントとしてしばしば名前の上がるパーツです。
「Keeps クッション」のサイズは、44×41×18cm(幅×奥行×高さ)。
腰部分が少し上がった船形形状のこのクッションに、仙骨を適度に押すことで骨盤を正しい角度にする「仙骨ポイント」、座骨がピタッとはまる「坐骨ポケット」、大腿部にかかる圧力を分散する「大体部スリット」が作られており、これにより骨盤の立った理想の座り姿勢を自然と保つことができ、長時間でも疲れにくくなるとのことです。
なお、クッションなしで座った場合、約85%の圧力が坐骨に集中するのに対し、Keeps クッションを使用した場合は、坐骨にかかる圧力が約30%まで減少するという実験結果がメーカーから発表されています。
数字を見ると、確かにこのクッションを使うと確かに姿勢も崩れにくくなるし、疲れ方も和らぎそうですね。
また、本体の素材は高弾力で体圧分散性に優れたウレタンが使用されています。
接触面の広い大腿部にエアーホール(通気孔)を配置して通気性を高め、長時間の着座でもムレにくく、裏側には滑り止め生地を使用し、椅子からずれるストレスを軽減。
設置面はコンパクトな船底形状で、様々な椅子に使用できるというのも魅力です。
西川の「Keeps クッション」の価格は11000円、カラーはイエロー、グレー、ブラックの3色。
気になった方は、ぜひ西川の公式サイトでより詳しい内容をご確認ください。