10月13日から、千葉幕張メッセで「CEATEC 2026」が開催されています。

これは、アジア最大級のデジタルテクノロジー総合展示会で、今年のテーマは「Transformation ー企業が、産業が、そして社会が変わるー」

AIやloT、ロボティクスといった最先端技術を活用して、社会で課題になっている問題解決を目指す企業や団体が、日本国内外より821社が出展しています。

特に今年2026年は「フィジカルAI元年」と言われているそう。

「フィジカルAI」とは、機械やロボットが「自律的に」状況を判断して動くことを指すもので、AI分野でこれから日本が力を入れていこうとしているとのことです。

今回出展している企業の中でいうと、例えば日立製作所・三菱電機の生産計画を自動調整するAIエージェントや、カメラで認識して正確にネジ締めを行う工場向けのフィジカルAI技術などに注目が集まっています。

そんな「CEATEC 2026」において今、まさに近未来的と言える画期的な洗濯機が展示されているので、今日はその話題を取り上げることにしました。

それは、排水を必要としない洗濯機「トリプルフリーランドリー」。

「シャープ」のブースで展示されている同製品は、洗濯に使用した水をろ過・浄化して繰り返し利用する排水レス循環型洗濯システムで、給排水設備がない場所でも洗濯できるのが特徴です。

自分はこれまでに引っ越しをかなりの回数経験しており、その際家電の運び出しで大変だったものの一つに「洗濯機」があったことを覚えています。

移動させる前にあらかじめ給排水ホースから水を抜いておくのを忘れると、ポタポタ水が垂れて「えええええ」となったことも。

それはさておき、この「トリプルフリーランドリー」ですが、独自の多段階ろ過技術により、洗濯に使用した水を浄化して再利用する循環型洗濯システムです。

これにより排水を不要にするとともに、大幅な節水が実現されるとのこと。

ろ過した水をそのまま再利用できるので、予備の貯水タンクが不要となり、システム全体の小型化が実現されて、その結果運搬や移設がしやすく、給排水設備がない場所にも設置が可能となるそうです。

その結果洗濯のたびに減る水は衣類に吸収される分のみになり、不足した水は給水タンクに追加することで洗濯できる、とのこと。

同システムは、災害時の避難所など給排水設備の確保が難しい環境や、船上など水資源が限られる場所での利用を想定されています。

「トリプルフリーランドリー」という名称は、平時も有事も活用できる「フェーズフリー」、場所を選ばず使える「ロケーションフリー」、世界中での利用を目指す「ボーダーフリー」の3つのフリーに由来しているそうです。

このようなシステムが確立されれば、特に災害時に現場でのストレスが一つ減ると思うので、ぜひともできるだけリーズナブルな価格で量産化できると良いですね。