「青春18きっぷ」。

この名前を聞いて、「あ〜懐かしいなぁ」と思われる方、あるいは実際に使ったよ、という方がたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。

「青春18きっぷ」は、1982年(昭和57年)に、当時の国鉄(現在のJR)から初めて発売されました。

当初の名称は「青春のびのびきップ」で、翌年から現在の名称に改称。

1987年には国鉄が分割民営化されて「JR」となった後も、「青春18きっぷ」はそのまま各社に引き継がれ、今に至っています。

「青春18きっぷ」は、全国のJR線の普通列車・快速列車が期間限定で乗り降り自由になる、1人用の特別企画乗車券(フリーパス)です。

現在、連続する3日間用(10000円)と、連続する5日間用(12050円)があり、「青春」という名称はついていますが、使う人の年齢制限はありません。(私は結構長い期間、この切符は「若い人だけが購入できるもの」と勘違いしていました。)

利用できる範囲は、日本全国のJR線における普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリー。

なお、新幹線や特急・急行列車には原則として乗車はできません。(別途乗車券と特急券などが必要)

私の弟は旅行好きで、独身の頃にはよくこの「青春18きっぷ」を利用して、日本中を巡っていました。

のんびりゆったりと日本国内を旅してまわりたい、という方にはおすすめのこの「青春18きっぷ」なのですが、今日紹介するのはこれの切符よりもお得になるという、JRからの期間限定パスです。

それはJRグループが10月14日の「鉄道の日」に合わせて発売している「秋の乗り放題パス」と「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」。

発売期間は10月16日まで、利用期間は10月3日~18日となっています。

秋の乗り放題パスは、全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席およびBRT、JR西日本宮島フェリーが連続3日間乗り放題となるきっぷで、この条件は「青春18きっぷ」と同じです。

新幹線を含む特急・急行列車やグリーン車指定席は利用できず、各種料金券のほか該当する区間の乗車券も購入する必要がある、という点も同じ。

しかし違うのはその価格です。

価格は昨年(2025年)と同額で、大人7850円、子供3920円。

連続3日間利用できる「青春18きっぷ」(大人1万円 子供設定なし)と比べても、さらにお得な価格設定となっています。

また「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」は、北海道新幹線の新青森駅~木古内駅間の普通車の空席と、道南いさりび鉄道線の木古内駅~五稜郭駅間を、片道1回利用できるきっぷ。

北海道新幹線内で座席指定を受けて利用する場合や、道南いさりび鉄道線内の木古内駅を除く各駅で途中下車する場合は、乗車した全区間の運賃・料金が必要で、使用時は秋の乗り放題パスと同時に提示する必要がありますが、この地域を旅行したいとお考えの方にはお得なプランだと思います。

こちらの方の発売期間は10月18日までで、利用期間は10月3日~18日(秋の乗り放題パスと同じ)まで。

価格は大人4650円、子供2320円です。

深まる秋をゆっくりのんびり楽しんで旅したい方におすすめします。